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病気が治らない人ほどハマる思考パターン

「何年も治療しているのに良くなりません」
という相談も非常に多いです。
しかし、結論から言います。

その考え方のままでは、治りません。

●治っていないのではなく、見えていないだけ

多くの人がやってしまっているのは、
「できていない部分ばかりを見る」ということです。

・まだ不安がある
・まだ外に出られない
・まだ症状が残っている

こうしたことばかりに目がいく。

しかし実際には、できていることもあるはずです。

・前より少し外に出られた
・前より落ち着いて過ごせた
・できることが増えている

この部分を見ないから、
回復しているのに「回復している実感が持てない」のです。

●回復とは、ゼロか100かではない

多くの人が、「完全に治る」「病気になる前の状態に戻る」
ことにこだわります。

しかしこれは間違いです。

メンタルの回復は、0か100かではありません。

70%、80%良くなっている状態でも、
それは十分に回復している状態です。

むしろ、それだけ改善しているのは、
非常に価値のあることです。

それなのに、「まだ完全ではない」
「まだ治っていない」と考えてしまう。
この思考が、回復を止めます。

●治るかどうかより、大事なことがある

精神医療では、「治るか治らないか」という考え方は、あまり重要ではありません。
それよりも大事なのは、「今日1日を、調子よく過ごせたか」です。

・今日は少し楽だった
・今日は気分が落ち込みすぎなかった
・今日は穏やかに過ごせた

これを積み重ねること。
それが、
1週間 1ヶ月 1年と続いていく。
「その結果、気づいたら良くなっている」という状態になります。

●ネガティブな言葉が、状態を固定する

「治りません」 「ダメです」 できませんこういう言葉を繰り返すと、
脳はその状態を固定します。

逆に、

・できたこと
・うまくいったこと
・少し良くなったこと

これに注目すると、
「脳の回路」が変わっていきます。

そのためにおすすめなのが、「ポジティブ日記」です。

1日の終わりに、良かったことを3つ書く。それだけでいい。
これを続けると、「できていることに気づく力」が育ちます。

あるいは、
『写文セラピー練習帳』などの
ポジティブな筆記ワークも効果があります。

●感謝できる人ほど回復する

もう一つ重要なのが、感謝です。

・支えてくれる人
・治療してくれる人
・日常を維持できていること

これに感謝できる人は、回復しやすい。

感謝によって、オキシトシンなどの脳内物質が出て、
心が安定するからです。

逆に、不満や怒りばかりの人は、
回復しにくい傾向があります。

●未来ではなく、今日に集中する

「病気はいつ治りますか。」
この質問に対して、正確に答えることはできません。
なぜなら、未来は予測できないからです。
しかし、今日1日をどう過ごすかこれは、自分でコントロールできます。

・睡眠をとる
・軽く体を動かす
・朝散歩をする
・自然に触れる

こうしたことを積み重ねる。
それが結果的に、回復を早めます。

●まとめ

病気が治らない人の多くは、
できていない部分に注目している
という共通点があります。

しかし、「回復」とは、
「できたことを積み重ねるプロセス」です。

完全に治ることではありません。

今日1日を、調子よく過ごす。
それを繰り返す。
それが最短の回復ルートです。

追伸

とはいえ、
なかなかメンタルが回復するのは難しい。

それは、「認知の歪み」が、
回復の邪魔をするからです。

そんな「認知の歪み」を、
朝夕6分の筆記ワークで修正する。

それが、
『写文セラピー練習帳』です。

メンタル疾患回復の
重要な一手となることは、間違いないでしょう。

『写文セラピー練習帳』(幻冬舎)

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