なぜ、AIの専門家ではない、
精神科医の樺沢が
「AIと人間の関わり方」についての本
『知性大全』を書いたのか?
疑問に思った方も、多いでしょう。
きっかけは、あるニュースでした
「アメリカで16歳の少年が、
AIチャットボットとの
会話を続けたのちに自殺した」
(2025 年4月)
これは、
私にとって非常に衝撃的な事件でした。
こんなことが起きるのか?
という驚き。
いや、当然起きるだろう、
という嫌な予感の現実化。
半々です。
本来は、「相談相手」として、
ストレスを解消する。
「メンタル疾患を減らす」
「自殺を減らす」
効果が期待されるAIです。
しかし、AIが自殺のきっかけとなる
悲惨な事件が起きたのです。
それ以後も、同様のケースは多発し、
現在までに、
AIとの関連が疑われる自殺例は
10人を超えています。
このまま放置すれば、
何人が自殺で亡くなるかわかりません。
樺沢のビジョンは、
「情報発信によって、
メンタル疾患や自殺を予防する」
ことなので、
現在進行形で放置されている、
AIと心の問題、
AIと自殺の問題を放置する
わけにはいかないのです。
「AIに問題がある」と考える人も多いでしょうが、
私は違います。
最大の問題は、
「人生を左右する判断を、
AIにゆだねてしまったこと」
です。
自分で考えられない、
自分で判断できない。
AIの判断を、
そのまんま信じてしまった。
知性の弱体化が、根本的な原因なのです。
スマホやインターネットの長時間利用によって、
依存症、メンタル不調、睡眠障害、
体内時計の乱れ、発達障害症状の激増。
さまざまなメンタルへの弊害が、
世界的な規模で起こっているのです。
脳疲労によって、
自分で正しく判断できない。
自分の頭で考えない。考えられない
AI任せになってしまう。
「生きる」か「死ぬ」かの重要な判断を
AIに任せてしまっては、本当に危険です。
こうした自分で考えない、考えられない。
自分で判断できない傾向は、
今後のさらなるAIの普及によって、
拍車がかかることは間違いありません。
AI やスマホの間違った使い方で、
メンタルが破壊される。
これを知ってしまった精神科医として、
この問題を放置することはできません。
AIのサービス提供者が配慮すべき問題
も多々ありますが、
最後は「自分の頭で考える」力を磨いて、
自分で自衛することが、不可欠です。
自分で考え、自分で判断し、
自分で行動する力が「知性」です。
知性を磨かずにAIを使うことは、
生殺与奪の権をAIに与えるのと同じこと。
だから、AI時代だからこそ、
知性を磨くことが、絶対に、絶対に必要。
これが、精神科医の樺沢が
「AIと人間の関わり方」についての本
『知性大全』を書いた理由です。
自分の頭で考える力を養ってほしい。
自分で考え、自分で判断できる人が、
1人でも増えてほしい。
そんな思いを込めて書いた一冊が、
精神科医、樺沢紫苑の新刊。
8月5日発売の『知性大全』です。
追伸
日本で一番早く『知性大全』が読める!
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